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過去のブログ記事を読んだお客様からご質問を頂戴しました。
過去のブログ記事はとても短いので、よろしければご一読ください↓
読みやすいかな。と思い短くまとめたものでしたが、
情報量が少なかったようです。
そのお客様と何度かメールでやりとりさせていただいた内容を
補足の意味も込めて、ここでシェアさせていただきます。
以下に、お客様からのご質問を記します。
過去のブログ記事を読まれた上でのご質問です。
過去のブログ記事を読まれた上でのご質問です。
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野菜の毒素を抜く方法、拝見しました
質問します
①方法として3つ書いてありますが、
3つで一連の作業なのでしょうか?
それとも3つそれぞれが方法なのでしょうか?
②また、塩をつかった方法では塩もみしたあとは
その水分は毒素があるということで使わない
ほうがいいですよね?
赤カブなど塩もみして、その水分を色付けに
使いたい場合は
何度か塩もみしてから最後の水分を使えば
いいでしょうか?
質問がわかりづらかったらすみません
とても興味のある記事です
ありがとうございます
よろしくお願いします
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というお客様のご質問メールに対して
私の返信を下記に記します。
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お客様からのご質問①
方法として3つ書いてありますが、3つで一連の作業なのでしょうか?それとも3つそれぞれが方法なのでしょうか?
野菜の毒素を抜く方法は、
3つの方法(塩、酒、水)を使って
下処理をするということです。
下処理をするということです。
どれか一つの処理で浄化できることもありますし、
同じ野菜でも組み合わせる必要があることもあります。
対象の野菜の状態で処理も変わるということです。
例えば、
①ほうれん草などは、毒素を含みやすい野菜なのですが、
栽培の条件によって、毒素の含有量が違います。
濃いめの塩水で茹でた後、ぎゅっとしぼるだけでも良い
ものもあれば、
茹でた後、30分くらい晒して使う方が良いものもあります。
②レタスなどは、生食することが普通の野菜ですが、
実は毒素を含みやすい野菜でもあります。
でも生食したいですよね?
その場合は、塩水につけます。
ちぎったレタスを塩水につけるだけですが、
効果があります。
お客様からのご質問②
また、塩をつかった方法では塩もみしたあとはその水分は毒素があるということで使わないほうがいいですよね?赤カブなど塩もみして、その水分を色付けに使いたい場合は何度か塩もみしてから最後の水分を使えばいいでしょうか?
塩もみをした後の水分は使わないでください。
色付けに使いたい場合は、おっしゃる通り
最後の水分をお使いください。
最後の水分をお使いください。
梅干しを漬ける時の赤シソと同じ要領です。
私が梅干しの赤シソを仕込むときは、
2回塩もみをして軽く絞ったものを
2回塩もみをして軽く絞ったものを
3回目を最後に漬け込みます。
いかがでしょうか?
質問の答えになっていますか?
質問の答えになっていない場合、
お気軽に再度ご質問ください。
私にとっても学びとなります。
では、失礼します。
この内容に対して、再び
ご質問メールをいただけました。
ご質問メールをいただけました。
下記に記します。
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たびたびすみません
再度、疑問が出てきました
①野菜の種類また同じ野菜でもそれぞれ
方法は違うとのことですが
最適な方法、毒素がなくなったかを
判断することは素人のわたしでも
可能でしょうか?
②また茹でたり、何度も塩でもみこんだり
すると、栄養がぬけてしまいそうな
イメージが、あるのですが
それはどうなんでしょうか?
それよりも毒素を抜く方が優先した
ほうが、いいということでしょうか?
急ぎでないのでお時間あるとき、ご返信
いただければ幸いです
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このご質問メールに対しての私の返信。
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お客様からのご質問①
野菜の種類また同じ野菜でもそれぞれ方法は違うとのことですが最適な方法、毒素がなくなったかを判断することは素人のわたしでも可能でしょうか?
最適な判断の方法は、
食べる人それぞれが、
自分自身の五感に問いかける。
ということです。
つまり
食べ物を口に入れてみて、
自分自身に【どう?これを食べても大丈夫かな?】
と問いかけることです。
この方法を心がけて入れば、
ニラと水仙を間違える。という事故も防げます。
食べてみて、
雑味がなく、美味しい!! という状態が正解です。
雑味がなく、美味しい!! という状態が正解です。
お客様からのご質問②
また茹でたり、何度も塩でもみこんだりすると、栄養がぬけてしまいそうなイメージが、あるのですがそれはどうなんでしょうか?それよりも毒素を抜く方が優先したほうが、いいということでしょうか?
そのとおりだと思います。
この世の全てもものには、
善と悪。陰と陽。プラスとマイナス。
が混在しています。
そして、人がこの世で生き永らえるためには
食べるという行為が不可欠です。
この世のすべての食材にも、すべからく
体に良い成分と悪い成分が必ず含まれています。
野菜、魚、肉。全てにおいてです。
魚と肉の、浄化 熟成 癒し の話は次回にして
ここからは、
野菜にのみフォーカスしてお話しいたします。
ここからは、
野菜にのみフォーカスしてお話しいたします。
まず、体にいい野菜というのは
オーガニックが良いとか
そういうことではありません。
オーガニックであっても、
体にとって毒に当たる成分がたっぷり
含まれているものが多々あります。
これから食べようとする目の前の野菜を
どうすれば雑味を取り除き
クリアで透明感のある美味しい野菜に
することができるか。
と考えることが大事で、
その行為そのものが、正解です。
その手段として、茹でたり
塩を使ったり、お酢を使ったりします。
毒素を抜くことが最重要で、
栄養のことはその次だと思います。
私が、野菜は体にいい。
と思う部分は
と思う部分は
その栄養素というよりは
腸の餌を体内に取り入れる。
という考えです。
腸内の微生物が活発に動くために、
自分自身が何を食べるのがいいか。
という視点です。
人間の体は、尊く不思議です。
昔読んだ本に書いてあったのですが、
ビタミンcは人の体に不可欠だと
思いますが、
ある部族では、ビタミンcを取る手段が
なかったのにも関わらず、体内に
ビタミンcがあったそうです。
ビタミンcがあったそうです。
調べてみると、体内で他のものから
生成するメカニズムができている。
ということがわかったそうです。
自分の体の神秘、丈夫さを疑わず
毒素を取り込まず、
適度に体を動かし、
腸の餌を上手に取り込み、
健康な内臓を作ること。
この点に留意していただき、
日常に取り入れていただければ
とても嬉しいです。
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以上です。
他にも何かご質問があれば、ぜひ教えてください。
レストランチッチ
熊見悦伸
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